The Catcher in the コシヒカリ
3日間だけ実家に帰った
新潟の空はどこまでも広くて青くて、嬉しい。
見上げなくても、気持ちのいい青がすぐ近くにあって嬉しい。 手で開けるタイプのローカル電車に乗ってガラガラのボックス席に座り、田んぼと空の境目を眺めるのが大好きだった
夏の新潟は美しい
最近、実家に帰るたびに家が小さく感じる
キッチンのカウンターはわたしの腰と同じ
くらいなはずだし、お風呂はもっと深かった気がする。身長が1cm伸びたから?
視線が変わったっていうより、家の記憶がだんだん私が小さかった頃のものに近づいてきている感覚
夏の時期に犬の毛が抜けること、窓から入ってくる風、隣の家の話し声、デッキに立った時の足の裏が焼ける様な感覚、太陽は西の山に沈んでいくこと、朝と夜は涼しいこと、夜は暗くなること、暗くて静かな夜が少し怖いこと 私が18年間この家で当たり前の様に感じていたことをたくさん思い出した。帰ってきたなあ
今回の帰省は(元々は花火を見にいくためだったけど)全然違うものになった。友達に会うとか祭りがあるとかじゃなくて、本当に 本当の意味で家に帰る時間だった
のかも。